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免疫抑制薬
シクロスポリン(商品名ネオーラル)は免疫抑制薬の一つです。
もともとは、臓器移植のときにおこる拒絶反応を抑えることを目的に使われていましたが、皮膚の病気では、乾癖やベーチェット病などに用いられています。
アトピー性皮膚炎も、重症度が高くなかなか治らないケースでは、免疫の異常が強くかかわっていることが知られています。
そこで、難治性の患者さんに対して、この薬が使われるようになっています。
治療は原則として、外来で行います。
ネオーラル(商品名)の場合、薬の量は体重1kg当たり1日3mgから開始し、1日2回、飲んでもらいます。
そして、症状の改善状態をみながら、最長で3ヶ月間服用を続けます。
飲み始めて1ヶ月が効果を確認する一つの目安で、その時点での改善状態で服用の継続・中断を考えます。
免疫抑制薬による治療ができるのは、現在のところ16歳以上に限られています。
なお、この治療は2008年の秋に健康保険の適用になったばかりです。
くわしく知りたい場合は、主治医に開いてみるとよいでしょう。
そのほかの薬
最重症や重症の患者さんには、過剰な免疫の働きを抑えたり、炎症を治したりする目的でステロイド薬(商品名プレドニン、リンデロンなど)を内服してもらうことがあります。
また、補助療法として精神症状に効く薬などを併用することもあります。
かゆみがあると、イライラする、眠れないといった精神的な症状が強く出ることがあります。
逆に、ストレスがたまってイライラしていると無意識に体をポリポリとかいて、症状を悪化させてしまうこともあります。
そこで、精神的に高ぶったり、うつ状態になって気持ちの落ち込みがひどかったりするときなどは、それらの症状をやわらげる向精神薬や抗不安薬、眠れないときは睡眠導入薬を使用することがあります。
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