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アトピーの塗り薬
ステロイド剤の使い分け方と正しい塗り方
ステロイドの塗り薬は、ワセリンなどのベースとなる基剤に副腎皮質ホルモンを加えてつくられます。
作用の強さは、加えられた副腎皮質ホルモンの強弱、濃度によって、ステロイド剤の強さに差が出ます。
したがって、患者さんの症状や年齢(大人か子どもか)、湿疹のできている部位によって薬は使い分けられます。
とくに顔や首、わきの下や陰部などは皮膚が薄くて吸収がよく、手足は皮膚が顔や首に比べて厚い分だけ吸収も悪いので、からだの部位によって薬を使い分ける必要があります。
顔や首など皮膚の薄い部分に強いステロイド剤を使い続けると外用ステロイド剤の副作用「酒さ様皮膚炎」になることもあるので注意が必要です。
顔や首には、基本的に弱いステロイド剤、ランクでいうと、「ストロング」「マイルド」以上のものは使わないようにします。
強いステロイド剤を塗る場合は、副作用のことを考えて、3週間以上続けて塗らないようにしなければなりません。
ちょっとひどくなったから薬を強いものにする淘少しよくなったからもう薬を塗らない、というように、患者さんが自分で判断をしないようにしてください。
必ず医師の指示に従うようにしてください。
塗り方としては、必ずさきに弱い薬を塗り、あとから強い薬を塗るようにしてください。
強い薬をさきに塗ると、塗った手に残っている強い薬が弱い薬を塗る部位にまでついてしまうことになります。
うっかり強い薬から塗ってしまった場合には、しっかりと手を洗い、薬を落としてから弱い部分を塗るようにします。
塗る部位の順序は、弱い薬を塗る顔や首筋から強い薬を塗るお腹や背中、最後にひじ、ひざ淘手足へ。
皮膚の薄いところから皮膚の厚いところへ塗ります。
また、塗るときに力を入れてすり込んではいけません。
力の入りにくい指の腹を使うとよいでしょう。
量もべトつくのは塗りすぎです。
とはいえ、少なすぎてもいけません。
塗る量が少なすぎると効果が得られないので、いつまでも塗り続けなければならなくなります。
塗り薬が処方されたら、どの薬をどこにどれくらい塗るのか、医師にしっかりと聞いて、確認しておきましょう。
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