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アトピー性皮膚炎を治す為の、2つの行動基準
大災害のとき、症状が治まった人がいる
大地震や水害に遭い、避難生活を余儀なくされたとき、その間、アトピー性皮膚炎の症状が治まっていたという報告があります。
緊急避難所ですから、普段暮らしている環境のように清潔で、快適な環境ではありません。
むしろ太勢の人が避難してくるために雑然と過ごすことになるので、掃除もできず、不潔になりがちです。
また避難所では精神的にも大きな災害に遭ったショックと、慣れない避難生活でのストレス、そして今後の生活についての不安もあります。
だれもがギリギリの状況に追い込まれているはずです。
しかし、何人かの患者きんは、避難生活の間はアトピー性皮膚炎の症状がぴたりと止まったかのようによくなっていたというのです。
さらに不思議なことに、その患者さんたちの多くが災害後、避難生活から元の生活に戻り、精神的に余裕が出てきたころ、また症状が再発したといいます。
このことからもアトピー性皮膚炎は、生活にも、精神的にも余裕があるとき、極端な言い方をすれば、甘えられる生活ができるときに起きるといえるのではないでしょうか?
さきに述べた日本と旧西ドイツに患者さんが多く、中国にはほとんど患者さんがいないということも、この考え方にあてはめることができるのではないかと思います。
アトピー性皮膚炎を治すためには、日常のケアも当然大切なのですが、精神的に大人としての責任と自覚をもち、物事に対応する思考方法、行動の仕方、自分自身で決断を下す訓練をすることがとても重要なのです。
そのために、次の2点を心がけまじょう。
- 自分はどのように身を処していくべきか、何をしたらいいのかを、人に頼らずに自分でじっくりと考える。
- 自分が考えて出した答えに自信と責任をもって決断し、行動に移す。
この「自分で考え、自分で責任をもって行動に移す」ということができれば、アトピー性皮膚炎の克服に向け、大きく前進したことになります。
一度に変わろうとしなくても、日々、小さな積み重ねでこの2点を実行できるよう自分を訓練していきましょう。
親と離れて暮らすようになってから、病院通いもしなくてよくなったケース
お母さんがアトピー性皮膚炎のB氏は、自分自身もアトピー性皮膚炎で悩んでいました。
B氏が結婚を約束したN子さんもアトピー性皮膚炎だったのですが、B氏のお母さんは、結婚するにはN子さんにきちんと治すように要求。
N子さんは、入院治療など行い、一生懸命治療に専念して、OKがもらえるまでによくなって無事、結婚することができました。
ハネムーンはオーストラリアへ、海辺で日光をたっぷり浴びて、汗をかいたら海水で流すなどしてゆったりとした数日間を過ごし、夫婦ともにアトピー性皮膚炎の症状が日本にいるときよりも格段によくなりました。
うれしくなった2人は、休暇を追加してとり、ハネムーンを一週間延期。
レジャーを満喫しました。
そのころ日本では、B氏のお母さんが、帰国予定の日から1週間も何の連綿もない二人がアトピー性皮膚炎が悪化して自殺でもしてはいないかと、心配しておろおろしていたことも知らずに…‥。
B氏は、このように予どものころからずっとお母さんに溺愛され、何かにつけて干渉され、自分の力で考え、責任をもって行動することがなかったのでしょう。
それがハネムーンで解放されて自然の中で自由を満喫し、皮膚によい環境でレジャーを楽しんだことで、アトピー性皮膚炎の症状がとてもよくなり、B氏は自分に自信がもてるようになったのです。
帰国後、B氏は自立の大切さを認識し、それを実現するためには親元を離れることだと考え、転勤願いを会社に出し、実家から離れた地方での生活をスタートさせました。
親元から離れた夫婦だけの新しい生活では、週末にレジャーへ出かけるなどして、今では夫婦ともに、病院に通う必要もないほどにアトピー性皮膚炎を克服することができました。
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