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アトピー性皮膚炎の方が気をつけてほしいこと
爪
皮膚をかいたとき、傷ができないように爪は短く切っておいたほうがよいでしょう。
夜中、寝ている間にかいてしまうときは、手袋をしたり、よくかく部分に包帯を巻いたりして、皮膚に傷をつけない工夫をしましょう。
パジャマは長そで、長ズボンのほうがよいでしょう。
室内
部屋が乾燥すると皮膚も乾燥するので、室内の湿度を適度に保ちましょゝつ。
一般的に適度な湿度は50%ぐらいといわれています。
また、まめに掃除をして室内をきれいにしましょう。
食べ物
香辛料などの刺激物は、かゆみを促すことがあるのでほどほどにします。
アルコールやチョコレート、コーヒー、砂糖、脂肪なども人によってはかゆみが出ることがあります。
食生活を振り返って、思い当たるときはその食べ物を控えましょう。
痒みがでたら皮膚をかかない工夫をしましょう
健康な人でもちょっとした刺激でかゆみが出るように、アトピー性皮膚炎の患者さんもなんらかのきっかけでかゆくなることがあります。
かゆいからといって患部をかいてしまうと、皮膚に傷がついて炎症がおこったり、かゆみが増したりして再発のきっかけになります。
また、強いかゆみは、患者さんを悩ませます。
眠りが浅くなって勉強や仕事が手につかず、それでさらにストレスがたまり、かゆみが増すという悪循環に陥ります。
かゆくてたまらないときは、次のような工夫で皮膚をかかないようにしましょう。
皮膚をかかないための工夫
- ・かゆいところにやわらかい布で包んだ冷却まくらや保冷剤、冷たいおしぼりを当 てる
- ・冷却効果のあるスプレー式の保湿外用薬をつける
- ・体を適度に動かす
- ・自分の好きなことをして意識をほかに向ける
このなかで「患部を冷やす」方法は、かゆみの刺激を伝える神経の働きや血行を抑えてかゆみの物質が広がるのを防ぐため、理にかなっているといえます。
アトピー性皮膚炎の患者さんの調査でも「かゆいときは冷やす」という回答がもっとも多かったことがわかっています。
「かきグセ」に注意しましょう
また、アトピー性皮膚炎の患者さんでは、多くの人に「かきグセ」がみられます。
かきグセとは、とくにかゆみはないのに皮膚をポリポリとかいてしまう癖です。
ストレスがかかっているときや緊張したときなどにかいてしまうようです。
かきグセがあると、自分でも気づかないうちに皮膚に傷ができ、症状が悪化したり、再発したりする原因になります。
無意識のうちにしているので、気づくのはむずかしいこともありますが、「体のある部分だけ症状が悪くなっている」「ほかの部位は治ったのに、治らないところがある」というような場合は、かきグセを疑ってみましょう。
かきグセは、本人がまず気づくことが治療の第一歩です。
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